突然ですが、皆様は、社内ワークショップに参加したことはございますでしょうか?
ワークショップとは、参加者が主体となる体験型グループ学習であり、グループワークを通して、共通目標達成をめざしたコミュニケーションにより、相互理解を深めていくことで、“チームワークを最大化させる強いチームづくり”を目指して行われます。
本日は、リアルなコミュニケーションを目的としたワークショップにおすすめのスペースとその活用方法をご紹介いたします!
目次
皆様は、ワークショップの成果を最大化するために重要なことは何だと思いますか。
当日、ファシリテーションを担当者する方やワークショップを企画する方は、常にこれを考えていらっしゃるかと思います。
ここでは、ワークショップのファシリテーションをする際に、気をつけるべきポイントとコツをご紹介いたします。
普段の会議や研修、社員総会などでは、全体に共有すべき情報が多く、たくさんの情報を載せたスライドを見せながら、数字やテキストを示すような形式で進めてしまい、みんな聞いているかなと不安になったことはございませんか?
人間の集中力は、15分周期となっており、90分が限界であると唱える説もあるように、話を聞くだけでも、集中は長続きしません。
スピーカー側が話す時間を15分でくぎったり、参加者を指名して質問を投げかけ、みんなで課題を考えたり相談できるようなセクションを用意することで、気分転換や少しリラックスできる時間を作り、切り替えしやすいようにしつつ、質問や話を投げかけることで情報をインプットし思考してもらえるようにファシリティートすることで、個人個人へ主体的な参加を促すことができるのではないでしょうか。
主体的な参加を促すために、質問を投げかける際に気をつけることは、質問の難易度を難しくしないということです。考える時間をなくし誰でも回答できるような内容にすることで、テンポの良い会話のキャッチボールができ、進行も順調に進むでしょう。
例えば、すぐには回答できないような質問をしてしまうと、あてられた方は少し考え込んでしまい、他の参加者も回答を待つ時間ができることで、退屈に感じてしまう可能性があります。
そして、あてられた方はどんどん発言しにくい空気にもなってしまうので、まずは反射的に回答できるくらい簡単な質問を投げかけるようにしましょう。
社内ワークショップではチームワークを高めるために、チームで1つのことを議論したり、アイディアをだしあうような企画が必然的に多くなるかと思います。
その際に、参加者全体でどんな意見・アイディアでも賞賛する空気・雰囲気を作ることは、非常に重要です。
やはり、チームワークを高めるには、お互いの信頼関係が軸となっており、どんなことでも言いあえる心理的安全を感じられる状況が必要となります。そういった状況を作るには、どんな意見でも発言していいんだと安心できる空気をつくることが、最初のステップと言っても過言はないかと思います。
そして、そう言った空気をつくるためには、全員が集まっている情報共有や最初のレクリエーションの場で、簡単かつ、正解・不正解のない質問や疑問のなげかけることで、多様な意見集め、どんな意見でも迷わず発言できる空気の土壌をつくることが良いのではないでしょうか。
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