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日本との違いが盛りだくさん!イタリアのホームパーティ7つの特徴

イタリアの町並み

欧米や海外では、昔からあるホームパーティですが、ここ最近では、日本でも一般的になってきました。

それでも、やはり海外と日本のパーティでは、やり方に違いがあるようです。

特に、人との会話を楽しむイタリアのパーティでは、常識の違いにびっくりすることもあるかも。ここでは、イタリアのホームパーティの特徴についてご紹介します。

 

ホームパーティを開く意味を理解しよう

友人や、大切な人をお招きするホームパーティ。日本では、ここ数年で、ずいぶん一般的なイベントになったのではないでしょうか。

ホームパーティは、イタリアでは昔から気軽に行われていて、夕食やランチタイムなどの時間に開かれています。パーティの内容は、基本的にはお食事やアルコールを楽しみながら、ダンスをしたり、会話をしながらくつろいだりすることが殆どです。

 

こうしたホームパーティが開かれる理由として、一般的には、お招きした方とゲストとの親睦を深め、お互いに信頼を高めるためといえます。

そのため、もしイタリアのホームパーティに誘われたなら、参加前にそのパーティの開催意図を理解しておきましょう。

 

 

1.手土産は必ず持っていく

手土産

イタリアのホームパーティでも、手土産を用意した方が良いでしょう。

 

手土産の選び方ですが、まずはパーティの目的の考えてみます。お誕生日会なのか、ビジネス上の集まりなのか、さらに気心の知れた仲間内の集まりかで、手土産の中身を検討してみましょう。

 

それでも、何を用意したらいいのか、悩まれることがあるかも知れません。そんな時、気さくな文化のイタリア人には、直接訪ねてみてもいいですね。

訊ね方には、次の質問が適しています。

 

 

(1)「コザ ポッソ ポルターレ?(Cosa posso portare?)」(何を持っていけばいいですか?)

手土産選び

本当に悩んだ時には、何を持っていけばいいのか聞きましょう。気さくなイタリア人なら、気軽に手土産をお願いしてくれます。

一般的には、飲み物やデザート、パンなどを頼まれることが多いみたいです。

もし「お気遣いなく」と言われた場合でも、アルコールかデザートを持っていった方が良いでしょう。

その際、手作りの料理などを持っていくと、主催者が用意したメニューに合わないことがあるので、出来れば避けた方が無難です。

 

 

(2)「クワンティ シァーモ?(Quanti siamo?)」(何人来ますか?)

人数分のケーキ

手土産の内容を確認したら、パーティに集まる人数を聞き、手土産が足りなくならないようにしましょう。お酒なら、ボトルを何本持っていけばいいか、デザートの個数はどのくらいかなどを確認できれば、気の利いた対応といえます。

 

 

2.約束の時間から5分遅刻する

イタリアでは、パーティなどの席で、約束の時間より5分くらい遅れていくのがマナーとされています。パーティの主催者は、約束の時間に合わせて家の飾り付け、料理の準備、自身の身支度を行っています。そのため、予定の時間よりも早く訪問してしまうと、主催者の予定がズレてしまうのです。

日本では、約束の時間か、約束よりも少し早めに到着するのが礼儀とされます。しかしイタリアのパーティでは、マナー違反になってしまうかもしれません。ここは、イタリアの流儀に合わせておきましょう。

 

手土産を持って、主催者のご自宅に到着したら、いよいよ楽しいホームパーティの始まりです。でもその前に、食事が始まる際にもイタリアのホームパーティならではの特徴があります。

 

 

3.食事の前に、おしゃべりしながら食前酒を飲む

食事前に食前酒を楽しむ

主催者の自宅に到着したら、挨拶をしながら手土産を渡しましょう。その際、まだ他の招待客が揃っていなければ、テーブルに座るのは控えておきます。ゲストルームなどで、他の招待客とお喋りタイムを楽しみましょう。

主催者は、この時間の為に、食前酒や軽いおつまみなどを用意しているはずなので、つまみながら会話を楽むことができますね。

 

 

4.主催者の号令で、テーブルに座る

全員が揃ったところで、主催者が「席に着いて下さい(A Tavola! ア ターヴォラ!)」という号令をかけてくれます。この時点で、ようやくテーブルに着席しましょう。

一般的に、家に招かれたときから、この号令まで30分ぐらい経過しています。イタリアのパーティでは、気持ちに余裕をもって過ごすことが大切です。

 

 

5.テーブルでのコミュニケーションは相手を思いやる

招待客への気配り

パーティが始まったら、招待客のグラスへドリンクを注いで、交流をはかりましょう。グラスにドリンクを注ぐ際、一言声をかけてから注ぐのがスマートな対応です。特に、アルコールに関しては、飲めないという方も多いもの。無理に注いだりするのはマナー違反になりますので、必ず確認をしましょう。

また、テーブル上のパンや水をとって欲しい時は、声を掛けてとってもらうようにしましょう。席を立って自ら取ったり、手を伸ばしたりする行為は、できれば遠慮するのがいいようです。

 

 

6.招待された側はキッチンに立ち入らない

キッチンには立ち入らない

パーティの最中、主催者は料理を追加してくれたり、お皿を下げてくれたりと、とても忙しそうな様子。そこで、つい手伝いたくなるのは、日本人の性分ですが、できればキッチンには立ち寄らないようにしましょう。

一般的に、キッチンというのはその主の聖域でもあるので、あまり入られたくないと思うことが多いみたいです。また、主催者にとっては、お客様に楽しんで貰うことが一番なので、あまりお手伝いして欲しくないことがあります。

主催者が忙しそうで、手伝いたいと感じたら、まずは声を掛けてみて下さい。そこで、もし遠慮されたら、素直に従ってパーティを楽しみましょう。

 

 

7.帰り際の頃合いを見計らう

帰り際の頃合いを見計るのも、招待客として大切なことです。楽しいパーティは、つい長居してしまう気持ちも分かりますが、ホームパーティであまり居座ってしまうのも考えもの。特にパーティが平日の場合は、あまり遅くならない時間で引き上げましょう。

帰る際には、他のお客様に挨拶してから、最後に主催者へお礼をいって退室します。

 

 

まとめ

イタリアのホームパーティは、日本のパーティとは違う、独特な文化がありますね。時間や持ち物など、大切にしたいポイントは沢山ありますが、せっかくお呼ばれしたパーティなので、相手に快く迎えて欲しいもの。

それでも、ホームパーティで大切なのは、何よりもパーティを楽しむ気持ちです。基本的なマナーだけ大切にしたら、あとはパーティ自体をぜひ楽しんで下さいね!

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