子供の誕生日をお祝いするとき、小さいころなら家族だけで誕生日を開いたかもしれません。しかし、子供が小学生くらいになると、友人を招いた誕生日パーティを開催したがることも、多いのではないでしょうか。
今回は、小学生の男の子の誕生日パーティを成功させるため、事前の準備から当日に用意しておくべきアイデアをご紹介します。
子供から、誕生日パーティをしたいと要望が出たら、さっそく準備にとりかかります。
誕生日パーティを開きたがる年齢は、小学校低学年くらいのことが多いです。そのため、子供の意見を尊重しつつも、実際に手配をするのはお母さんになると心しておいた方がよいでしょう。
お誕生日パーティへの招待は、子供と一緒に招待カードなどを作成して、招待したい友達に渡すのがよいでしょう。
出欠を確認する際には、子供同士の返事を確認しながらも、親同士でも連絡を取り合うのが大切です。
子供同士の約束だけでは相手の親が把握していないこともあるので、招待した子から出欠の返事を貰ったら、電話やメールなどで相手の親に確認しておきます。この際、もし参加してくれる場合は感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。
また参加できないという返事だった場合も、返事を返してくれたことに対してお礼の一言を伝えておくと、今後の人間関係によい影響を与えるはずです。
誕生日パーティのムードを盛り上げるために、パーティルームの飾り付けも欠かせません。
男の子の誕生日パーティなら、風船を使用した飾り付けがオススメです。ゴム風船を使って、壁にアーチ型に飾ったり、天井から吊したりすれば、それだけでポップなパーティルームに早変わりです。
高いところに飾るよりも、床に沢山の風船を飾っておけば、子供が手に取って遊ぶこともできます。
子供が主役の誕生日パーティなので、基本的なメニューは子供が好みそうな料理を用意するのがいいでしょう。
主催者が準備するだけでなく、持ち寄り形式にするのも、テーブルが個性豊かになって盛り上がりそうですね。
パーティ用の料理でメインとなるケーキは、主催者側で用意するのがいいでしょう。その他、主催者は3~4品程のお料理を用意しておくのが妥当です。用意するお料理は、唐揚げ、ポテト、ピザや手巻き寿司など、取りやすいパーティ向きのお料理でも、特に子供が好きなものを用意するのがいいでしょう。事前に子供のリクエストを聞いておくのも一つのアイデアです。
お料理は主催者側だけで用意するのではなく、招待客に持ち寄りをお願いすることもあるみたいです。そうすることで、お料理やドリンクの種類がグッと広がり、テーブルの上が華やかになります。また、色々な好みのある子供たちも満足させられるため、子供の誕生日パーティでは良く使われる方法でもあります。
誕生日パーティの開催場所が外で行われた場合、招待された側は、自分の子供が食べた分の代金は、主催者にお支払いした方が良いでしょう。主催者によっては、その際代金を受け取ってくれないこともあります。その場合には、後日、お礼の品や菓子折などを渡すようにするのが大切です。お礼の品を選ぶ際には、相手に気を使わせないように、1,000円くらいの金額のものを選ぶのが妥当といえます。
この章は、誕生日パーティに招待される側のポイントについてです。
子供の誕生日パーティの場合、プレゼントを用意するのは招待された子供側になります。パーティの主役や、その親御さんに喜ばれるプレゼントの選び方を押さえておきましょう。
プレゼントを選ぶ際、できれば親御さんが一緒に同行してプレゼントを買うべきでしょう。初めてのプレゼント選びなら尚更、選ぼうとしているものが不適切でないか、見てあげたほうが安心です。
プレゼントの金額は、「あまり気を使わせないように、500円~1000円くらいのちょっとしたものにするべきだ。」という声や、「会を仕切ってもらって、食事もいただくのだから、2000円はかけたほうがよいのでは。」という声など、さまざまです。
ほかに招待されているお友達の親御さんと面識があれば、相談して合わせてもいいでしょう。プレゼントは少額にして、別途みんなで食べられる差し入れを持っていくのもいいですね。
パーティの主役は小学生の男の子なので、ヒーローのフィギュアや、ミニカーなど、主役の男の子が好きなものにすると喜ばれるはずです。
誕生日パーティの催し物は、子供たちみんなで楽しめる、ゲームなどを用意しておくのがオススメです。
たとえば、段ボールで作った的にボールを当てて点数を獲得する「的当てゲーム」、磁石を付けた釣り竿でクリップを付けた魚を釣る「魚釣りゲーム」などがあります。また、ゲームには景品を用意しておくと、きっと当日は盛り上がることでしょう。
簡単に作れるゲームなら、自分の子供と一緒に作ることができるので、誕生日パーティまでの準備を楽しみながら子供とのコミュニケーションが取れます。
基本的には楽しい誕生日パーティですが、注意しておきたい問題もいくつかあります。パーティ前にその問題点を把握しておいて、事前の対策に役立てましょう。
招待された子供が、パーティに呼ばれていない子に声を掛けてしまうケースです。
その子が呼ばれていなかったのは、主催者や招待された子供との間に、何かしらの理由があるのかもしれません。招待された子供の親御さんは、主催者への相談なく他の子を誘わないように話しておきましょう。
パーティの主役が皆から注目されていると、うらやましくなり、そこから妬ましいという気持ちに繋がることもあります。特に男の子の場合、競争心が強いことがあるので、親御さんは心配かもしれませんね。
こうした感情が、大きな問題に発展しないように、親御さんは子供の気持ちを観察することが大切です。誰かが主役になっているときは、主役を尊重することが大事だと、学習するよい機会になるかもしれません。
せっかくの誕生日パーティなので、子供から親御さんまで、皆が楽しい時間を過ごせるようにしたいもの。そのためには、子供が主役でありつつも、親御さんが後ろから手助けするような配慮が大切になります。
特に主催者の場合、事前の準備からしっかりと計画を立てて、お招きした親御さんとのコミュニケーションを取ることがポイントになるのです。このポイントだけ押さえて、ぜひ楽しい誕生日パーティを開催してみましょう。